リピート系FX自動売買ツールにおける外国通貨ペアでの運用

FXの取引をしている人は一般的に、米ドル/円や豪ドル/円、カナダドル/円など、日本円を中心にした売買をしています。ただ、FXは日本円を利用しなければ取引ができないわけではなく、外国通貨同士のペアによる運用もできます。実際に、外国通貨ペアでも利益を狙いやすいものの一つにNZ(ニュージーランド)ドル/US(アメリカ)ドルがあります。

●NZドル/USドルがFX取引に適している理由
NZドル/USドルが利益を取りやすい理由には以下などがあります。
1.レンジ相場の形成
FXの自動売買ツールでは同じ注文を何回も継続して出すため、基本的に為替の値動きが一定の価格の中で上下動するレンジ相場が適しています。NZドル/USドルのチャートを見ると、過去10年間では最安値の0.6ドルから最高値の0.88ドルの間で為替が上下動を繰返しています。つまり、レンジ相場であるということです。

2.狭いレンジでの値動き
自動売買ツールはレンジの中でいくつものポジションを持ちます。そして、ポジションの数はレンジの幅に比例して決まります。例えば、レンジ幅が20円だった場合、注文の値幅が50銭だとすると、全部で40本のポジションを持つことになります。レンジ幅が10円であれば、ポジションは半分の20本に減ります。

つまり、レンジ幅の狭い方がポジションを持つための資金が少なくて済むということです。NZドル/USドルは前記したように、0.28ドル(最高値0.88ドル-最安値0.60ドル)という狭いレンジになっており、特に2015年からは0.15ドル(0.75ドル-0.60ドル)の間での値動きになっています。他の外国通貨ペアに比べてレンジ幅が狭いため、資金効率が良くなります。

3.小さいスプレッド
FX取引における手数料となるのが、通貨の買値と売値の差額であるスプレッドです。スプレッドは小さい方が獲得した利益を減らさずに済みます。NZドル/USドルのスプレッドは小さくなっており、無駄な費用を支払わずに済みます。

4.安い為替価格
通貨の為替価格が安ければ安いほど、資金面での負担が軽減されます。FXで利益を狙う上では、為替価格の安さが重要な要素になります。NZドル/USドルの為替価格は以下になっています。
・NZドル/USドル:0.63USドル
・ユーロ/USドル:1.09USドル
・豪ドル/USドル:0.68USドル

他の外国通貨ペアと比べてもNZドル/USドルの方が安くなっています。豪ドル/USドルとの差は0.05ドルですが、FX取引は購入する通貨数が多く、また取引の量も多いため、僅かな差が最終的な利益に大きく影響します。